勤務先の口座から約2億3000万円をだまし取ったとして、警視庁中央署は11日、工業用ゴム製造会社「シバタ」(東京都墨田区)元経理係長、栗田守紀(もりとし)容疑者(33)=埼玉県朝霞市朝志ケ丘2=を電子計算機使用詐欺容疑で逮捕した。栗田容疑者は05〜10年、計約5億3000万円を不正に引き出していたとみられ、「大半は好きだったキャバクラの女性に渡した」と認めているという。
逮捕容疑は09年4月〜10年7月、会社のパソコンからインターネットバンキングを利用して同社の銀行口座を無断で操作し自分の口座に計55回、計約2億3000万円を送金し詐取したとしている。
同署によると、栗田容疑者は東京都葛飾区のキャバクラの女性から「重病を患っていて手術が必要」などと言われ計約4億9000万円を渡したという。
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