息子を装い電話をかけて友人への借金返済名目で現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は詐欺の疑いで、自称東京都東久留米市新川町、無職、角佑介容疑者(30)ら3人を逮捕した。同課によると、3人はいずれも容疑を否認しているという。
3人が詐欺のアジトに使っていたとみられる練馬区内のマンションからは、都内の高校卒業者など1千ページ以上の名簿や携帯電話20台以上が押収されており、同課は組織の全容解明を進める。
逮捕容疑は1月下旬、東京都西東京市の無職男性(63)方に次男を装って「株で大損して友人への借金が返せない」などと嘘の電話をかけ、現金50万円を振り込ませてだまし取ったとしている。
1月下旬、アジトになっていたマンションを管理する不動産業者から「家賃の滞納が続いている」と練馬署に相談があったため、同署員が業者の立ち入りに同行。その際、部屋内に大量の名簿や携帯電話が残されていたことから捜査を進めていた。部屋は昨年10月に契約が結ばれ、一度も家賃が支払われていなかったという。
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