神奈川、埼玉両県警などは17日までに、外国為替証拠金取引(FX)で高配当が得られるとうそをつき、客から約2千万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで東京都豊島区の会社社長、国分寛紀容疑者(39)と埼玉県狭山市の会社員、木沢浩司容疑者(43)=いずれも準詐欺罪で起訴=ら男4人を逮捕した。
神奈川県警によると、4人はFXを扱う会社の同僚だったが、独立して投資組合などを開設。平成17年以降、9都県の約200人から計約7億5千万円の出資金を集めたとみられ、客の約8割が高齢者だった。集めた金は国分容疑者が経営する飲食店の資金や給与に使われていたという。
4人の逮捕容疑は、21年12月、神奈川県横須賀市の80代女性と50代の長女に電話で、運用実体がないのに「マイナスには絶対にしない」などと言い、出資金名目で約2千万円をだまし取ったとしている。
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